てくてく日和

Fiction&NonFiction 20代男一人暮らしの趣味ブログ

享楽

花咲く空に舞う 蝶のように

日の光を浴び あてもなく

煙の中を舞う 火の粉のように

熱を帯びても あてもなく

指差すぼくの手に静かに止まる

 

人の歩みは跡を残し 轍となり 道となる

当てのない人達が 指差す方に踊り行く

 

繰り返してはまた戻り

気づけば風を追い越し先へ行く

 

夜が来ると消える太陽

朝が来て消える月

魅惑の光が ぼくを照らす

 

マジョリティとマイノリティ

混ざり 紛れ 地に満ちる

全ての人が向かう道

 

手を叩き踊ろう

地を蹴り 口を鳴らす

誰も向かう先の答えを知らない

 

煙たく濁った水に気づかず

好みも忘れ 道の脇に捨てられる

 

一年後も  十年後も  百年後も変わらない

魅惑の光がぼくを惑わす

 

示し続けるこの指先

考え 悩む事をやめた

ただ踊り 足跡をたどり 道を行く

 

疑心暗鬼も気づけば川に流される

角が取れ丸くなった小石が積まれ

スポットライトに照らされる

希望はどこかに置いてきた

さらに行け ゴールは遠い

 

1人の小者が足を止める

微かにかおる 異国の息づかい

シンボルを見失い鐘鳴る方へ

賑やかな声 太鼓の音と笛の音

拍手に掛け声 笑い声に背を向けて

全てが詰まった黄金ロードを外れ行く

 

風はうるさく 波のしぶきに濡れる身体

暗さを知り光を見つけた

明るさを知り闇に気づいた

花鳥風月の美しさとともに鐘なる方へ

 

価値をなくし転がるメダル

そこに踊りはなく

あるのは自分の足跡一つ

 

夜が来て消える太陽

朝が来て消える月

 

耳を塞ぎ 目を瞑り

孤独に生きる全ての人に

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